終わりと始まり池澤夏樹

終わりと始まり
1,296円(税込)
  • カテゴリ:文芸
  • 発売日:2014/09/25
  • 出版社:ボイジャー

作品紹介

何かを終わらせ、何かを始めるためには、一つの積極的な意志が要る。

朝日新聞好評連載中の社会批評「終わりと始まり」。その2009年~2013年掲載分を収録。日常の暮らしや社会現象、政治の動向を題材として取り上げ、それぞれの奥に隠れた原理に光を当てる、深い思索の名コラム集。

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目次

・ ギャップ・イヤー
・ イラク戦争の後始末
・ 言葉の生活感
・ 空中の視点とエコロジー
・ 多文化の実現とウレシパ
・ 三千人のダンサー
・ 上から降る言葉
・ デジタル化で失ったもの
・ 普天間移転問題の打開案
・ 勝利の快感と天才の誘惑

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・ 性格とキャラ立ち
・ イサム・ノグチの事績
・ 老いと終末論
・ 水俣と沖縄の長い夜
・ 地図の原理と頭上の脅威
・ 「最小不幸」の原理
・ 土地の名・戦争の名
・ 『日本語が亡びるとき』再考
・ 多神教とエコロジー
・ 「鉱夫」はどこに行ったか
・ 死んだ子供たちのために
・ 国のサイズと世界の安定
・ 歌わない自由
・ ケータイと街路と革命
・ 春を恨んだりはしない
・ a×bについて再考する
・ 風と太陽、波と潮と地熱
・ 政争でなく政策を
・ 原始的な恐怖の心理
・ 宇宙誌と霊の世界
・ 間違いだらけの電力選び
・ 遠い人々と身近な問題
・ 幸福なギリシャ
・ 「物語」の喪失
・ 子供を産ませない社会
・ 不安を抱いて生きる
・ ピナ・バウシュによる育成
・ 原発が停止する日
・ 琉球王国と縄文文化
・ 水俣病に「解決」はない
・ 東北の被災者
・ 幸福の島の未来
・ 復旧と復興の違い
・ 人的埋蔵資源
・ 言葉の問題いろいろ
・ 「思い」と「考え」の間で
・ 沖縄、根拠なき負担
・ 気分はもう戦争?
・ 詩「終わりと始まり」(ヴィスワヴァ・シンボルスカ/沼野充義訳)

著者について

池澤夏樹

ikezawa_binb.jpg 作家。1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。
以後、多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。
1987年に『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』、『花を運ぶ妹』、『静かな大地』、『キップをなくして』、『カデナ』など。東北大震災に関わる著作に長篇エッセー『春を恨んだりはしない』と小説『双頭の船』がある。最新作は小説『アトミック・ボックス』。2011年に完結した『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』に続いて、2014年末からは『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』を刊行。

レビュー