エデンを遠く離れて池澤夏樹

エデンを遠く離れて
432円(税込)
  • カテゴリ:文芸
  • 発売日:2014/10/02
  • 出版社:ボイジャー

作品紹介

ぼくたちはひたすら自然から離れることで、今見るような文明を築いてきた。

ジュラ紀の面影を残す鳥、宇宙都市の住み心地、恐竜の時代の石、境界線の不思議・・・鋭敏な知的好奇心が、身近な日常から森の中、世界の果て、銀河の向こうまで駆け巡る。池澤夏樹ならではの、理系的思考と文学的想像力の交叉点にある楽しいエッセー集。

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目次

・ 一億年前の鳥の赤い顔
・ 荒野に向かうペットたち
・ 星の数ほどたくさんの世界
・ 亡くなった天文学者について
・ 海を知らない連合艦隊
・ 南極大陸に行くべきだろうか
・ バイカル・アザラシに会うまで
・ 数字だけで一万ページの本
・ 周囲を海に囲まれた土地
・ ナイルをずっと遡ったところ

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・ 窓の外は銀河と真空
・ 僕は雨ふる国の王
・ ブナの森を出てからの歳月
・ 石が降る谷で過ごした午後
・ 板チョコほどのコンピューター
・ 見ることが最も難しい風景
・ 山の上での大論争
・ 恐龍のギャロップ
・ 電池を背負った小鳥
・ 山に登りて告げよ、予言者よ
・ 空と結ばれた自分
・ 像の数についての誤解
・ 三百年の寿命をのぞむ学者
・ 我が肉体はミシンにあらず
・ 夢の中の夢の中の夢
・ 夜明けのミスと原子力発電所
・ 所有できないものについての考察
・ 感覚拡大の世紀
・ 肉体の素材と精神の素材
・ 生き返らなかったねこ
・ きみ、どっから来たの?
・ われら、ホモ・ハコブス
・ マーマレードの保存法
・ 空から星が落ちてくる
・ 進化しつくした道具
・ もしもクマさんに出会ったら

著者について

池澤夏樹

ikezawa_binb.jpg 作家。1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。
以後、多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。
1987年に『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』、『花を運ぶ妹』、『静かな大地』、『キップをなくして』、『カデナ』など。東北大震災に関わる著作に長篇エッセー『春を恨んだりはしない』と小説『双頭の船』がある。最新作は小説『アトミック・ボックス』。2011年に完結した『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』に続いて、2014年末からは『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』を刊行。

レビュー