春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと池澤夏樹(著),鷲尾和彦(写真)

春を恨んだりはしない
864円(税込)
  • カテゴリ:エッセイ
  • 発売日:2015/03/10
  • 出版社:ボイジャー

作品紹介

祈るとは、自分は何をなすべきなのか、それを伝える神の声を聴こうと耳を澄ますことである。

2011年3月11日の直後から池澤夏樹は東日本大震災の現場へ幾度も通う。光景を記憶に刻み、被災した人々の声に耳を傾ける。何が起きたのかを決して忘れないために。あの日の死者たち、被災地の苦悩、日本の国土、原発と政治......この経験から私たちが学ぶべきこと、変化すべきことを思索しながら。

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著者について

池澤夏樹

ikezawa_binb.jpg 作家。1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。
以後、多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。
1987年に『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』、『花を運ぶ妹』、『静かな大地』、『キップをなくして』、『カデナ』など。東北大震災に関わる著作に長篇エッセー『春を恨んだりはしない』と小説『双頭の船』がある。最新作は小説『アトミック・ボックス』。2011年に完結した『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』に続いて、2014年末からは『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』を刊行。

鷲尾和彦

1967年兵庫県生まれ。早稲田大学教育学部社会科学専修卒業。97年より独学で写真を撮り始める。2001年、清里フォトミュージアム主催「ヤングポートフォリオ」入選。06年、ガーディアン・ガーデン主催「フォトドキュメンタリーNIPPON」入選。写真集に『極東ホテル』『To the Sea』(赤々舎)、『遠い水平線 On The Horizon』(One Drops)がある。http://www.washiokazuhiko.com

レビュー