うつくしい列島 地理学的名所紀行池澤夏樹(著)

うつくしい列島
972円(税込)
  • カテゴリ:エッセイ,文芸
  • 発売日:2016/02/01
  • 出版社:ボイジャー

作品紹介

日本の自然が好きだ。この列島はさまざまな地理的要素がぎっしり詰まったおもしろい国土なのだ。

富士山、知床、三陸海岸、小笠原諸島、琵琶湖…池澤夏樹が日本列島の風光明媚な名所を歩きながら「日本」を思索したエッセー全24編。
印刷版所収の第二部(南鳥島特別航路)は、電子版『南鳥島特別航路』として発売中。


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【目次】
富士――スタートの正しい付き合いかた
知床半島――知床という名の奇跡
小笠原諸島――クジラである自分
さくら列島――落下の雪に踏み迷う……
琵琶湖――葦の茂る岸辺で
桜島――地史と大気が交差する場
白馬連峰――山という別世界の花
慶良間諸島――龍宮城の遠い記憶
魚津 南又谷――奇怪な杉とまっすぐな杉
大雪山――見る者なき豪奢な風景
伊豆鳥島――絶海の孤島、鳥の楽園
下北半島――雪の中のカモシカ
瀬戸内海――古代日本の高速道路
尾瀬――人がいない雪原に立つ木
奄美諸島――あの湿度と陰影の島々
北信濃 地獄谷――ボスザルはいなかった
吉野川――この流れの至るところ
水俣湾――かつて魚の湧く海があった
日高山脈――人の手が届かなかった地域
奥只見――この水に満ちた山々とブナの林
三陸海岸――入り組んだ海岸線の美しさ
伯耆大山――秋の到来と荒々しい山
屋久島――ほとんど世界一の雨量の島
白神山地――タムシバとムシカリ、そしてブナ

著者について

池澤夏樹

著者近影1945年北海道帯広市に生まれる。小学校から後は東京育ち。以後多くの旅を重ね、3年をギリシャで、10年を沖縄で、5年をフランスで過ごして、今は札幌在住。
1987年『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。その後の作品に『マシアス・ギリの失脚』『花を運ぶ妹』『静かな大地』『キップをなくして』『カデナ』『アトミック・ボックス』等。自然と人間の関係について明晰な思索を重ね、数々の作品を生む。2014年末より「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」全30巻の刊行を開始。
http://www.impala.jp

レビュー