メドレーで六曲片岡義男(著)

メドレーで六曲
270円(税込)
  • カテゴリ:文学
  • 発売日:2016/03/25
  • 出版社:ボイジャー

作品紹介

終わり良ければすべて良し、そして次へ

掌編、と言って差し支えないごく短い6編を読者はするすると追いかけていってサラリと読み終えてしまう短編小説だ。
いずれも軽やかでチャーミングな、終わる、ということの重さを払拭したラストシーンを持っている。それが6つ。
なるほど、『ラストシーンの出来ばえ』という短編集に収録されるにふさわしい内容だ。
同じく『ラストシーンの出来ばえ』に収録された別の短編「私のなかの三つの夏」の登場人物と同じ姓の男が出てくるのはさて、偶然か必然か。

著者について

片岡義男

著者近影1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。

レビュー